墓地不足の解決策について

昨今、墓地の深刻な問題の一つとして『お墓の土地不足』がクローズアップをされています。この問題は都市部で深刻なものとなっています。たとえば、東京都では、公営の墓地が全8か所ありますが、既に満員であるために新規で募集をしていない公営墓地も多くあります。仮に新規で募集をしていたとしても、その募集頻度は一年に一回あるかないかの頻度であり、その募集資格は『既に遺骨が有ること』や『一定年数その自治体に居住していること』などとても厳しいものであり、また、公営墓地のお墓の購入費用は民営のものと比較をして安く抑えることが出来るため競争倍率も高くなってしまうため、簡単に購入を出来るというものではありません。中には公営墓地の購入を待ち続けて、何年間も故人の遺骨を持ち続けながらお墓探しをしている人もいるようです。このように、都市部からのアクセスの良いような好条件の墓地を取得することは、年々非常に困難なものとなっているのが現状となります。

しかし、この『お墓の土地不足』の問題を解決するために、現在ではいくつかの方法が提案をされてきています。一つ目の方法は『納骨堂』を活用することです。『納骨堂』と聞くと一時的に遺骨を収蔵しておく施設というイメージを持っている方も多いかと思いますが、現在ではこの『納骨堂』をお墓代わりとして利用する方が増加をしています。通常のお墓のようにお墓参りをする事は出来ないところが多くなりますが、施設内に設けられた共同の参拝所で供養をすることも可能です。また、最近ではシステム制御をされた『納骨堂』も登場をしており、ボタン一つで祭壇に遺骨が現れ、お参りを出来るというユニークなものもあります。費用については墓石が必要ありませんので、通常のお墓と比較をすると一般的には安価なものとなります。二つ目の方法は『自然葬』です。遺骨をお墓に埋葬するのではなく、自然の中の山や川や海や森に撒いて死者を弔うという方法です。しかし、条例などで禁止をしている地方自治体もありますので、注意が必要となります。三つ目の方法としては現代ならではのユニークなお墓『ネット墓地』です。これは、実際にお墓を建てるのではなく、インターネット上で個人の画像や音声や文章などを墓石に見立てて供養するというものです。

費用はシステムの管理料のみで済みます。このように、お墓の土地不足は深刻な問題ですが、お墓を建てなくても故人を供養する方法はたくさんあります。お墓探しで頭を悩ませている方は是非上記のような方法も検討に入れてみてはいかがでしょうか。

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